カネエム工業様に製品画像検査システムを納品いたしました

先日の大阪府DX推進パートナーズイベントにてお披露目した、製品画像検査システム「ピラミッドビジョン」。
いよいよカネエム工業様に納品する運びとなりました。

eftaxの製品画像検査システム「ピラミッドビジョン」

開発者のeftax小林が操作方法の説明と実演を行いました。

ジーンズボタン・ジーンズリベット・ハトメ・金属糸付ボタン等のファスニング資材の専業メーカーであるカネエム工業様。
商品点数が多く、尚且つ色ブレや経年変化、メッキ、意匠の違いなど、管理項目も多様です。
属人化や感覚に依らない商品・品質の管理が、先を見据えた課題でした。
これを定量化することが、当プロジェクトの狙いです。

ファスニング資材の専業メーカー「カネエム工業」様の主力商品

カネエム工業様の商品見本帳。見本として保管している内にも経年変化が起きることも悩みの種でした。

お渡しした実機は2台。
操作方法を実演しながら、早速いくつかの商品を撮影し、データベースに登録された画像と比較。定量的に示された画像の類似性(Similarity)と色調(Lab)を確認しました。

eftax製品画像検査システム「ピラミッドビジョン」

底面の発光LEDパネルが光を放射することで、無影照明を実現。その形状になぞらえ、「ピラミッドビジョン」と命名されました。

「商品コードはこの形式でも登録可能か?」「この商品とこの商品では数値上どの程度違うと表示されるか?」など、経営企画室室長の北村様より、実際の運用を想定した質問をいただき、その場で実物を触りながら確認を行いました。

カネエム工業北村様とeftax小林

スマートフォンでも操作可能な連携アプリケーションの説明も行われました。

確認の度に頷きながら「いけそうですね」と運用に向け北村様にも好感触を持っていただけたようで、私たちも本格稼働が楽しみです。

ピラミッドビジョンはこの後カネエム工業様での検証期間を経て、運用フェーズに移ります。

近日「事例紹介」にてご紹介する予定です。ぜひ楽しみにお待ちください。

 

カネエム工業様は10月27日(木)〜30日(日)に開催される「FactorISM(ファクトリズム)」にも参加されます。会期中は大人から子どもまで楽しめるバラエティ豊かな工場見学やワークショップが各所で行われますので、この機会にぜひものづくりのエンターテイメントをお楽しみください。