JOHNAN株式会社様におけるIoT技術を活用した遠隔監視システム
エアコンプレッサー周辺装置の遠隔監視
IoTシステムの導入目的
エアコンプレッサー周辺装置のフィルタのドレン水位を液面検知センサーで検知し、一定の水位に到達したらフィルタ交換時期に来たことを代理店担当者にアラートで通知。
適切なフィルタ交換時期を見逃さず、汚染水漏れ事故の発生を防ぐ。
弊社の担当範囲
- IoTデバイスの設定・現場設置
- クラウド(GCP)構成の構築
- 管理用のGoogleスプレッドシートの設定
JOHNANご担当者様の声
大切にしているのは、新たな顧客体験の創造
弊社は製造業ですが、国内外にさまざまな事業を展開しています。
IoTについては、2018年4月から製造現場で取り組んでみたものの、「どんなデータがあれば嬉しいのか」、「そのためにどのような仕組みを構築すればよいのか」など課題解決がまとまらず、一旦中止しました。その後も、情報システムとして事例作りをしたいという思いがあり、2018年9月から自社製品のIoTプロジェクトを新しくスタートしました。
IoTは「テクノロジーの総合格闘技」と言われますが、何より大切なことは、テクノロジーによって新しい顧客体験を創り出すことだと考えています。
ただ、「デジタルトランスフォーメーション」はそう簡単に進みません。また社内リソースだけではその実現に時間がかかりすぎる。そんな中、データ分析の知見があり、エッジの開発も行える、eftaxさまにパートナーとなっていただきました。
現在、取り組みを始めて約6カ月になりますが、我々は事業部を巻き込んだ新しいビジネスモデルの創造や業務設計に集中し、eftaxさまにはデバイスからクラウド開発を協力してもらうことで、プロトタイプが素早くできています。
この記事を読まれて、これからIoTプロジェクトをスタートされようとしている皆様に取り組みの一部をシェアします。
これからIoTを始められる方へ
ベンダー丸投げでは成功しませんし、おそらく、自社だけでも完結できないでしょう。ITの導入が進んでいないところ、見えない課題を解決することにやる価値はあるでしょう。しかし、最初から成功はしませんと断言できます。IoTプロジェクトは試行錯誤の連続です。正解を小さく探索しながら、お互いのマインドセットや課題解決力が鍛えられてきます。
とくにeftaxさまの強みはデータ分析にあると思います。人を介在させない仕組みをデータ分析の観点で上流工程からIoTで設計していきたい方、ビジネスに価値を生み出すために一緒に戦っていきたい方には、ぜひご相談をおすすめします。