「DXフォーラム 2021 in 八尾~地域で繋ぐデジタル改革~」に参加しました

2021年11月9日(火)にオンラインとみせるばやおで同時開催された「DXフォーラム 2021 in 八尾 ~地域で繋ぐデジタル改革~」に参加しました。

中小企業のDXへの取り組みやトークセッションを通じて「気づき・学び・考える」、体感型の当イベント。「DXとは何なのか、なぜ今ITデジタル化が必要なのか」「組織として、今何をするべきか」そんな疑問に発見を与え、改革のキッカケづくりとなる情報を届けました。

株式会社eftaxが協業するプロジェクトも、トークセッションと展示にて発表。プロジェクトの概要や会場の模様をご紹介します。

谷元フスマ工飾株式会社|動きに合わせて柄が変わる襖の研究開発

付加価値のある間仕切りを通して空間価値の向上に取り組む谷元フスマ工飾株式会社様が研究開発している新しい襖製品の実物が展示されました。

谷元社長のアイデアを形にするこの研究開発を、eftaxもIoT機器の企画開発やプロジェクションマッピングといったデジタル技術の側面から支援。襖のスペシャリストとDX推進企業それぞれの立場を活かして協働し、製品化に向け取り組んでいます。写真は当プロジェクトでエンジニアを務めるeftaxのインターンシップ生・佐々木眞帆。スマートフォンで任意に選んだ画像が襖の動きに追従して投影されるデモンストレーションを行いました。

見学に訪れた人から技術を用いた新たな企画案も生まれるなど、見る人の創造力を掻き立てるようなアイデアに注目が集まりました。

アベル株式会社|品質管理画像システムの研究開発

機能性とデザイン性に優れ、多くの企業で採用されているステンレス材“アベルブラック”。カメラの部品をはじめとした光学機器や高級車の外装部品、ハイブランドの建築部材など、素材の採用先製品には名だたる面々が並びます。そうした性質上、求められるクオリティ要求は非常に高く、厳格。中でも目視で行う検査は作業員の負担が多く、ボトルネックになっている工程でした。みせるばやおの企業訪問でその実態を目にした当社・eftax社員からの提案で走り出し、この日展示・紹介されたのが品質管理画像システムのプロトタイプです。

各部品の選定からIoT機器開発、内製化に向けた教育・ロードマップ作りなどに取り組み、現在はアベル株式会社様にてテスト運用を実施。検査工程の負荷を下げ、適切な品質管理を行う体制づくりに、熱い期待が寄せられています。フォーラム当日のブースでは、AI・機械学習のテクノロジーを使った今後の展開についても触れられました。

アベル株式会社代表取締役の居相社長によるトークセッションも行われ、DX成功のポイントやメリット、中小企業ならではの難しさと打開策などが事例を交えて語られました。

この品質管理画像システムプロジェクトは事例紹介として当サイトに掲載しています。ぜひご覧ください。

みせるばやお|IoT勉強会ブース

eftaxが加盟する八尾市のものづくりコミュニティみせるばやおでは、IoT勉強会を開催しています。eftaxのIoT推進部長である小林も講師として参加。近鉄八尾駅前の複合施設LINOAS(リノアス)8Fにあるみせるばやおの拠点にて主に開催されていましたが、状況を見て現時点では活動のほとんどをオンラインに移しています。ご関心・ご質問のある方はお気軽にみせるばやお又は当サイトのお問い合わせフォームにてご連絡ください。

eftaxはAI・IoT・データサイエンスの分野で学びを深め、実践するコミュニティ「ソレイユデータ道場」の運営も行い、データサイエンティスト・AI・IoTの技術者の育成・支援に努めています。

「ソレイユデータ道場」が開催するセミナー・勉強会情報はconnpassに掲載しています。無料オンライン読書会の他、参加者同志が交流・ディスカッションのできるSlackワークスペースへの招待や学習Note共有サービス「Leranavi」、e-Learningサービス「Learnaviオンライン」で、インプットとアウトプットを繰り返しながらアクティブに学びを深められる環境をご用意しています。